本人(名付けられた方=子供側)さえ幸せなら、それで良いんですけどねえ
単なる記事所感です。汎用性はありません。
夫婦の闘い1年余、子の命名に道 「天巫ちゃんよかった!」 - 47NEWS(よんななニュース)
1.自分の名字はまあまあ珍しい
僕の名字はまあまあ珍しいです。電話帳検索では全国で500世帯くらい。日本の世帯数が5200万くらいですから、500/52000000x100=0.001%くらいのレアさです。
出現確率0.001%とか表現すると、なんだか偉い気になってきた!
しかも、実は某地方に400世帯くらい固まっていて、それ以外の地方・県には数世帯ずつしかいません。全国の同姓の方のルーツがそこなんでしょうね。
2.珍しいので、年がら年中、自分の名字について説明している。
名字を名乗ると、まず音の並びを確認された上で、漢字の説明を求められます。幼少時から今に至るまでずーっと自分の名字を他人に説明し続けています。
学校においても、小学校~大学に至るまでずーっと教師から読み間違えられては訂正していました。
今にして思えば、基本的に教師を信じない原点がそこにある!
3.他人から読み間違えられるのは今でもやっぱり悲しい
子供の頃はけっこう傷ついてましたね。今ではそこまででもありませんが、やっぱり少しは傷つきますし、腹も立ちます。
「名刺、名前の下にローマ字表記してあるだろ!平然と誤読してんじゃねえYO!」
4.名字のインパクトが強すぎて名前を覚えてもらえない
それなりに親しい間柄でも、僕の下の名前を憶えている人、ほとんどいないです。
5.締め
僕の人生の経験上、名前の読み難さで嫌な気分になった回数がとても多いです。珍しい名字で得をした記憶はほとんど無い。
と言うわけで、DQNでもキラキラでも何でもいいんですが、「基本的に誰でもすぐ読める漢字と音の組み合わせ」は非常に重要と思います。最終的には本人が幸せなら何でもよくて、他人がどうこう言うことではありませんけど。
下の名前で呼び合うのは友達や家族等の親しい間柄の人でしょう。でも名字は誰からも呼ばれます。珍しい名字で嫌な思いをする頻度はキラキラした名前と比べて高い。つまり名字が普通なら名前がキラキラしてても実害は意外と無いのかもしれませんね。
でも、天巫でそれは……いややめておきましょう。
と言うわけで、0.001%の名字になりたい女性の方、嫁候補として名乗り出てください!
だいたいそんなかんじ。