冒険者の犬

結婚1年経過した事務職が書く日記ブログです。

子の金は親の金……と聞いて思わず出た溜息

 現在、僕は岳父から譲り受けた某ニッサン車に乗っている。

 

 

 もともと妻の実家には妻の車(某ドイツ車)と岳父の某ニッサン車とがあった。妻は結婚・引越しの際、車を持ってこなかった。2台は必要ないよね、との僕との合意があったからだ。一方、岳父としても、2台あっても仕方ないとのことで、ちょうど僕の前車の車検タイミングで、どちらか引き取らないかと打診してきた。あまり気が進まなかった。しかし、無碍に断るのも角が立ちそうだし、岳父がドイツ車を狙っている雰囲気もあり、車検1回分得だと思うことにして前車を廃車にし、某ニッサン車を譲り受けた。

 譲り受けてみたら、名義変更手続きで非常に面倒な思いをしたり、ETCは付いてないわスペアキー紛失済みだわ妻が即効で軽く自損するわで、車検費用分くらい金がかかったのだが、それは余談である。

 某ニッサン車のメイン用途は岳父の通勤だった。岳母や妻もたまに同乗したそうだが、その頻度は週1~2回。滅多に遠出もせず、大して荷物も積まない。そういう事情を前提に考えると、車種としてはコンパクトカーがベストだと思われた。岳父は宗教上の理由でニッサン新車縛りだそうで、具体的にはマーチ、ノートあたりがベストだっただろう。とは言え、車を買うに当たっては自分の感情・好みも入ってくる。ついついちょっと大きい車や車格の上の車を選んでしまいたくなる気持ちは理解できる。岳父が某ニッサン車を買ったのも、コンパクトでは狭い感じで嫌だったとか、そのあたりの理由だったのだろう。

 

 前置きが長くなった。本題はここからだ。

 

 妻の話では、某ニッサン車を買った際、妻もお金を出したそうだ。てっきり、妻も使う前提でお金を分担したのかと思ったのだが、そうではなかった。単に岳父のお金不足で、出せと言われ、渋々出した、と……。

妻曰く 「うちの親は子供のお金を自分達のお金だと思っているよ」

そんなことがあっていいのか。お金不足なら、頭金を払ってローンにするとか、車格を落とすか、中古車にするとか、色々選択肢はあったはずだ。それら一切を無視して、自分が使う車の金を娘に出させる……いや、娘に出させる以前に、娘の金だから使っていいという感覚だ。

  岳父母は決して悪人ではないし、そう変な人でもないと認識している。ところが、総合的には普通人の範疇であっても、そういう感覚を持っていたりする。妻から時折出てくるすごいトラウマを感じさせられる話について、その大部分は主に岳父母のせいだよなあ多分……。

 

 僕は、深く、溜息を吐いた。