冒険者の犬

結婚3年半経過した事務職が書く日記ブログです。

夫婦間の教育とは何か

 小ネタです。あまり真面目な話ではありません。

 

 

 約半年前に職場の飲み会に参加した僕。うっかり偉い人に二次会に連行され、記憶を失い帰宅。そして妻に宣言されました。

 

「次に記憶を失って帰ってきたら家に入れない!」

 

なんと言うかごめんなさい。ほんとごめんなさい。

 

 ……と言うような話を先日開催された職場の新年会で話したのです。 そしたら対面あたりで飲んでいた偉い方々が口々に仰るのですね。

 

「いやーそれは教育に失敗したなー」

「無事に家に帰ればOKってしなきゃなー」

 

 分別を持ったサラリーマンと致しましては曖昧な同意に終始しました。内心では、それは教育なんすか? 諦められているだけなのでは……などと考えつつ。

 そこで僕は思いました。酔っぱらって帰って怒られ≒心配されなくなったら夫婦関係の一部が終了であると。約束は守ろうと。普段の約束が守られているから有事には心配される。それ大事ですよ。

 

 

 一方、先日、妻から急きょ知人との新年会に誘われたが参加して良いか、との確認あり。特に不許可にする理由もなく、どうぞどうぞ行っておいでよ、と送り出す。

 

 妻は新年会の席で数人から聞かれたそうです。

 

「急に新年会に来たりして旦那さんの夕ご飯とか大丈夫なの?」

 

特に問題なく何か作って食べているであろう、と答えると

 

「うまく教育したのね~」

 

と言われたとか。

 急に妻が家を空けて、夫が特に文句も言わず夕食をテキトーに作って食べる事は『教育成功』なんですか、そうですか。そのコメントをした方々の年齢層は程々広かったそうですが、『家事をする夫』の建前と現実とが垣間見えたような気がします。

 

 人間、食わなきゃ死ぬわけで、そんな生命維持の大切な部分を自力で何とかする気の無い人は、自立しているとは言えないのではないかなあ……。

 

 まあ僕は案の定正月太りして全然自律できてないんですけどね。