とある方へのお別れの手紙
尊敬していた、いや、今でも尊敬しているあなたへ。
あなたはきっとこれをお読みにならないと思いますし、もし読まれたとしても「こいつ何言ってるんだよバカか」って思うだけだと僕は思うんですよ。でもそれでも良いんです。自己満足の極みですが、最後に、できればあなたに伝えたかったことをここに書いておきます。
僕はあなたを尊敬していました。特にその見識を。人間性には若干の疑問もありましたが、それでもその見識を尊敬していて、できればお近づきになりたい、親しくなりたいと思っていました。
でも、適いませんでした。
その理由は主に僕の素行や性格面にあるのでしょうし、端的に言えば僕とあなたは『相性が悪かった』としか言いようが無いのでしょう。とても残念です。だがしかし、仕方ない。自分が親しくなりたいと思った人全てと親しくなれるわけも無い。それでも、心のどこかで一発逆転な何かが起こらないかと期待していた僕もいました。
それも終わりにします。
明確に嫌われた相手に執着するのは、はっきり言えばおかしい人です。何よりも迷惑でしょう。尊敬している方に迷惑をかけるのは本意ではありません。あなたがどう思い、そしてどう行動されようとも、僕は僕に残された最後の尊敬の心でもって、あなたに関わらないようにします。
願わくは、健やかで豊かな人生を過ごされますよう、心からお祈り申し上げます。
※男と女の話ではありませんので念のため。